ユースホステルの歴史

理事長の飯塚 和宏(いいづかかずひろ)と申します。当協会の歴史と現況につきまして一言ご紹介申し上げます。

ユースホステル(YOUTH HOSTEL)は1909年ドイツの小学校教諭リヒャルト・シルマンが誰もが安全に楽しくかつ経済的に旅ができるように考案した『旅の宿』ネットワークです。ユースホステル(YH)に宿泊するには会員に入会する必要があります(未加入時はビジター料金で宿泊可能です)。入会手続きは簡単で、MYH事務局か近くのYHか大学生協またはモンベル仙台店に行くと即日発行致します。

YHは、現在世界に約80カ国で4000箇所程度あり、そのうち日本には北は北海道利尻・礼文島から沖縄八重山諸島や父島・母島の広範囲にわたり300箇所程が点在します。YHは小学生でも一人で泊まれるようにと廃校にした学校を活用して宿泊施設にしたのがきっかけですが、現在でもその意志は引き継がれ、国境を越えて旅をする仲間が人種・宗教・性別・イデオロギーの違いに関係なく交流し触れ合える宿泊施設となっております。YHは宿泊施設を利用しながら世界の人々との交流を図ろうとする基本理念は変わりませんが、世界の大きな激動のなかでその目的や存在形態が少しずつ形を変えて来ております。MYHでは宿泊施設との連携を図りながらアウトドアライフの推進を目指しています。

毎日のようにおきる犯罪や学校のいじめ等耐え難い事象に対して、少しでも明るい社会・夢のある生活、楽しく笑える生活ができたならという思いはやみません。そこでMYHではその一助として老いも若きも楽しく集まれる場を提供しようと考えました。ボランティアによって毎月一度の登山や休日ハイキングや平日ウォークを行なっております。その中で、様々な地方のYHを訪ね歩きながらユニークなユースのペアレント(経営者)さんからの珍しい情報を得て楽しさを2倍にできるのも特徴の一つです。
MYHの設立は昭和35年(1960)3月6日で半世紀の歴史を有します。初代会長は一力次郎氏(当時の河北新報社長)が就任しました。昭和46年(1971)4月には伊達篤郎氏(当時仙台博物館館長他多数肩書きあり)就任、そして現在三代目会長として仙台市議会議員の佐藤正昭氏が就任しております。

MYHでは会長を筆頭にして私を始めとした多くのボランティアの実践部隊が歴史ある団体の重みを感じながら、YHの魅力を伝えて行きたいと頑張っております。活動内容は、東北6県を行動範囲として里山中心の軽登山・宮城県を中心エリアとして休日行なう県民ハイキング・同じく宮城県を中心として平日行なう平日ウォークと毎月三本立てで行事を実施しています。そして自然体験の中でより多くの感動を得られるよう、また旅先では多くの方との触れ合いを大切にすべく行事を吟味しご案内できるようにボランティアの皆さんに御願いしています。臨時の行事もあり、MYHに来れば情報満載です。
さぁ皆さん、MYHであなたの余暇を一層充実させてみたいと思いませんか!
一年を通して一人でも団体でも楽しめるMYHの行事です。あなたのご参加を待ってます。

宮城県ユースホステル協会理事長 飯塚 和宏